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飛行機でも新幹線でも音楽に集中できる!ソニー「h.ear on Wirelees NC (MDR-100ABN)」をレビュー!

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前回もお伝えしたようにソニーから発売されているノイズキャンセリングヘッドホン「h.ear on Wireless NC (MDR-100ABN)」を購入し、新幹線や飛行機で使う機会も増えてきたのでレビューをしたいと思います!




h.ear on Wireless NCの購入きっかけ

http://gadget-style.xsrv.jp/?p=350

始まりは2016年8月初旬。飛行機や新幹線での移動が増える度に移動中に音楽を聴く機会が多くなり、良質な音質を追い求め「ノイズキャンセリングヘッドホン」の購入を始めました。調べてみると、BOSEから発売されている「QuietComfort 35 wireless headphones」とソニーから発売されている「h.ear on Wireless NC(MDR-100ABN)」の2強であることが分かりました。そして、調べれば調べるほどに迷走…。

 

http://gadget-style.xsrv.jp/?p=404

某家電量販店に足しげく通い累計10時間以上試聴し、音質、使用シーン、所有しているポータブルオーディオ(DAP)から「h.ear on Wireless NC (MDR-100ABN) チャコールブラック」を8月23日に購入しました!

 

デザインレビューの巻

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箱を開封する前から美しい「h.ear on Wireless NC (MDR-100ABN) チャコールブラック」。シンプルな外箱ながら、NFC、Bluetooth、DIGITALノイズキャンセリング、LDAC、そしてHi-Res AUDIOのロゴがプリントされています。そうなんです!h.ear on Wireless NCはワイヤレスノイズキャンセリングでありながら、ハイレゾ音源をワイヤレスで再生できる優れもの。現時点でワイヤレスでハイレゾ音源を再生できるのは「ソニー」だけ。

 

 

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箱の背面には4つの試聴スタイルがプリントされています。

・ワイヤレス・デジタルノイズキャンセリング・LDACのフルセット試聴スタイル。
ワイヤレス・LDAC試聴スタイル
有線ケーブル・デジタルノイズキャンセリング試聴スタイル。
有線ケーブル試聴スタイル。

3番目は、付属のワイヤード(有線ケーブル)を本体に取り付けて音楽を試聴します。デジタルオーディオ機器がLDACに対応していても、音質が1番良いのは有線接続。この方法を使えば、Bluetoothに対応していない製品とも気兼ねなく接続できます。4番目の試聴スタイルは、本体のバッテリーが無くなった時に有効な接続方法。「ワイヤレス+ノイズキャンセリング」を実現しているだけあって、駆動には電源が必要です。h.ear on Wireless NCには内蔵バッテリーが搭載されていますが、バッテリーゆえに音楽試聴中に電池が空っぽになる可能性もあります。そんな時に4番目の方法を使えば、電池レスで音楽を聴き続けれます。

 

 

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箱を開封すると丸状のブラック色のケースが出てきます。これが普段ヘッドホンを収納&持ち運ぶ用の「キャリングケース」となります。ちなみにキャリングケースの色は購入した本体の色によって変わります。私はチャコールブラックを購入したのでブラック色のケースが付属していました。

 

 

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本体はキャリングケースにスッポリと収納されています。見ての通り、折り畳みが可能です。ケースに収納する際には方向があり、方向が違うとキャリングケースが閉まらない設計となっています。キャリングケースを無理やり閉めると破損の原因になるのでご注意を!

 

 

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マットな質感で美しいh.ear on Wireless NC。SONY製品は常に美しいデザインをしていて大好きですよ!

 

 

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左右同じデザインですが、左側には「Wireless」の文字がプリントされています。

 

 

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折り畳み状態と折り畳んでいない状態を比較すると、その差は歴然。折り畳んで持ち運んだ方が荷物になりません。当然ながら折り畳まないとキャリングケースに入りませんよ!

 

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左側に充電用のノイズキャンセリングボタン、電源ボタン、microUSB端子、イヤホンジャック端子。外側のヘッドパッド部分にはNFCが搭載されています。

 

 

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右側に早送り/再生・一時停止/巻戻しボタン、ボリュームボタン。

 

 

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両側にノイズキャンセリング用の集音マイクが搭載されています。

 

電源が入っている状態で軽く電源ボタンを押すとバッテリー残量を"女性の声"でお知らせしてくれます。バッテリー残量は「High」「Medium」「Low」の3段階。

 

重量が約290gあり、現在所有しているMDR-1Aの225gと比較すると約65gも重量系なヘッドホン。購入前の短時間スパンでの試聴では装着感は分かりませんでした。いざ、購入し、装着してみると至って普通の装着感。5時間連続で装着しましたが、全く疲れませんでした。側圧はソニーにしては少し緩め。「MDR-1Aの側圧強め&クッションがヘタってくると1時間で耳が痛くなる!」という現象とは無縁です。総合的な装着感だけで言えば超満足レベル。BOSE QuietComfort 35 wireless headphonesの装着感には敵いませんが、これはこれで良いと思います。

 

 

デジタルノイズキャンセリングとDSEEとは

音質のレビューに入る前に、h.ear on Wireless NCに搭載されているテクノロジーをさらっとご紹介します。

デジタルノイズキャンセリングの仕組み

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h.ear on Wireless NCには、騒音を打ち消すためのテクノロジー「デジタルノイズキャンセリング」が搭載されています。単なるデジタルノイズキャンセリングではなく”デュアルノイズセンサーテクノロジー”という最先端なシステムを採用しています。ソニーのサイトには、詳しく仕組みが解説されていますが誰でもわかるようにお伝えすると『ヘッドホンのマイクから騒音を感知し、その騒音を打ち消す逆位相を発生させることで音を消しています。』

いや、これでも分からないという方は海の"波"を想像して下さい。波を打ち消そうと思うと、同じ大きさの波を正面衝突させる形でぶつけて相殺される必要があります。ノイズキャンセリングはその騒音の”波”同士をぶつけて相殺する仕組みをとっています。

 

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h.ear on Wireless NCに搭載されているノイズキャンセリングは「フルオートAI」が搭載され、騒音の種類、音量、変化に合わせて自動で3段階のモードに切り替わります。だから、常に最適なノイズキャンセリングが自動で提供されるんです!

 

 

DSEEでどんな音源も最高音質に

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本体には「DSEE」が搭載されています。

 

 

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DSEEは、圧縮変換時に失われがちな「高音域」と「消え際の微小な音を再現」するテクノロジー。皆さんは、CDから音源を取り込む際にMP3やAACに圧縮変換してから音源を取り込むことが多いかと思います。圧縮変換すると一部の高音域や消え際の微小な音が消えてしまします。その消えてしまった音を限りなく再現し、クリアで広がりのある自然な音にするのがDSEEの役目とも言えます。

 

 

Xperia Z5 でワイヤレスハイレゾを体感

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まずはh.ear on Wirelees NCをXperia Z5と有線ケーブルで接続し、かつノイズキャンセリングをオンにして音楽を聴いてみました。h.ear on Wireless NCを一言で表すなら「立体的な高音域・低音域を出すウルトラヘッドホン!」基本的な音質はMDR系統を引き継いでいます。

 

さすがハイレゾ!高音域はお任せ

高音域に関しては「さすがハイレゾ!」という音質です。今まで気付かなかった”音”にも気付けるようになりました!細かな音が”より細かく”そして”しなやかに”伸びていきます。特に女性ボーカルの澄んだ声とバイオリンの伸びしろが最高です。それでいて、ドラムの音がシャリシャリせずにバランスよく留まってくれます。

 

ドンシャリから脱却の低音域

低音域はMDR系統の良いところでありながら、悪いところでもあった「ドンシャリ」から脱却した「ピュアな低音域」に仕上がっています。今までの低音域重視から、高音域、中音域のバランスを考慮した”ニュートラル”な低音域を実現。この低音域が控えに感じる方もいるかもしれませんが、そう感じたらスマホ側のイコライザで調整すれば良い話。ピュアな低音域ながら、深みがある低音域を実現しているのでロックバンドやEDMも最高の音質で楽しめます。

 

スマホとワンタッチでペアリングができる

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続いて、h.ear on WirelessとXperia Z5をワイヤレス接続して音楽を聴いてみました。「ワイヤレス接続」と言われるとハードルが高く聞こえますがスマホ側がNFC対応であれば誰でもカンタンに接続できます。ヘッドホンとスマホのNFCマークを重ね合わせるだけでペアリングが開始されます。接続を切断する場合も先ほどと同様にNFCマークを重ねるだけで出来ます!

しかも最大8台までの機器をペアリングできるマルチペアリングに対応しています。スマホ接続時はハンズフリー通話もできてしまいます。ただ、日本ではヘッドホンしながらブツブツ話していたら変人扱いされそうです!

 

スマホが快適に操作できるワイヤレス接続

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ヘッドホンとXperia Z5をワイヤレス接続し、ハイレゾ音源を聴いてみました。接続は自動でLDACとなり、ハイレゾ音源再生中に1度も途切れずに再生できました。音質は想像していた通り。この日のために何時間も伊達に家電量販店で試聴していた訳じゃない!この音質を移動中や家で楽しむために購入したのである。

 

ワイヤレス接続時に失われがちな”高音質”は全く失われずに再生されていました。有線ケーブルと同様にピュアな低音域も健在。有線ケーブルがないので、スマホの操作がすこぶるほど快適に行えます。スマホをポケットに入れても、カバンに入れても、スマホ充電中でも気にせずに動き回りながら音楽を聴けます!これは言葉にできないくらいに素晴らしい!気になるワイヤレスによる音質遅延もほぼありません。

 

でも1つだけ問題が浮上。その問題はワイヤレス接続中にイコライザで低音域を再生した時に発生しました。低音域をブーストしたイコライザ設定時にBack Numberの「Sister」のような楽曲を再生すると、低音域が鳴り始めると他の音域が小さくなります。もっと簡潔に言えば、有線ケーブル時だと低音域5・高音域が5・合計10のボリュームで再生できていましたが、ワイヤレス時になると低音域・高音域の合計が5のボリュームでしか再生できません。低音域を物凄くブーストすると低音域を鳴らすために他の音域のボリュームが犠牲になり小さくなります。が、この現象はワイヤレス接続の宿命。BOSEであろうが、フィリップスであろうが発生する現象なので仕方がありません。

 

WALKMAN NW-ZX100で使ってみた

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同じソニー製のWALKMAN NW-ZX100でも有線ケーブル接続時とワイヤレス接続時で使ってみました。

 

有線ケーブル接続は感無量の音質体験へ

「有線ケーブル接続時は、Xperia Z5と同じくらいの音質を提供してくれるだろう」と考えていました。それは全く違っていました。有線ケーブル接続でWALKMAN NW-ZX100を再生したところ「今まで味わったことのない透き通った音質」を体験できました。今回のレビューに合わせて宇多田ヒカルさんの「花束を君に」を再生してみましたが、宇多田ヒカルさんの透き通った声、軽やかな高音域のピアノの音、心地の良い深みのある低音域、そしてリズミカルなドラムの音のバランスが最高です!WALKMAN NW-ZX100の良さを再発見させてくれたヘッドホンと言えます。

 

 

DAPでハイレゾ音源をワイヤレス転送できる

次にヘッドホンとWALKMAN NW-ZX100をワイヤレス接続してみました。こちらもXperia Z5と同様にNFCでのペアリングを行いました。なお、デジタルオーディオプレイヤー(DAP)でハイレゾ音源を聴けるのは「ソニー」だけ。NW-ZX100も自動的にLDAC接続になり、ハイレゾ音源をワイヤレスで試聴できました。こちらもかなり高音質。高音域の伸び、バランスが取れた中音域、ピュアで深みのある低音域は変わりません。NW-ZX100の場合は、より原音を忠実に再生できます。飾らない"音質"で再生したい方にオススメです!

 

様々な機器でワイヤレスでの楽曲再生、有線ケーブルでの楽曲再生を試しましたが、やはり「有線ケーブル+ノイズキャンセリング」が最強であることに違いはありませんでした。

 

飛行機と新幹線でのノイズキャンセリングの実力は

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飛行機でh.ear on Wireless NCの「ノイズキャンセリング」の実力を試してみました!飛行機の機材は日本航空(JAL)のB787という最新鋭機材。B787は機内の騒音が抑えられた設計をしていますが、ジェット機であるため抑えられていると言われても比較的に騒音はしました。

ノイズキャンセリングの実力を調べるために、曲などは流さずにヘッドホンの「NC (ノイズキャンセリング)」を入れ、試してみました。すると、驚くほどの”静粛な世界”が広がりました。本当に飛行機内にいるのかと疑問に思うほどの実力。ただし、完全に無音ではなく一般家庭のエアコンが7割のパワーで稼働しているレベルでジェット音が聞こえました。それでも効果は絶大。飛行機で快適に過ごすためのアイテムとしても使えます。

 

新幹線は東京⇔新大阪間で試してみました!新幹線の場合は、飛行機以上に"静粛な世界"が広がりました。新幹線の場合の騒音は、一般家庭のエアコンが通常で稼働しているレベルに抑えられていました。

 

どちらも完全に「無音」という訳ではありませんでしたが、ノイズキャンセリングの威力を十分に感じることができました。乗り物において、ノイズキャンセリングが”ある”か”ない”の違いは大きく、やはりノイズキャンセリングは無くてはならない無二の存在。音楽を再生しなくても、h.ear on Wireless NCを装着する意味は大いにあります。

 

初めてのヘッドホンにも最適!iPhone 7でも使えるぞ

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高音域・中音域・低音域、それぞれのバランスが整えられたヘッドホンと言えます。h.ear on Wireless NCはヘッドホン入門者にオススメできるモデル。なぜなら、イコライザの特性さえ掴めば、自分自身の好きな音質に変えれるカメレオン的なヘッドホンだからです!これも全体的な低音域が”ニュートラル”な音質に変更されたことだから言えることでしょう。

ワイヤレスはBluetooth規格を使っているため、話題のiPhone 7 / iPhone 7 Plusに使えます!もちろんワイヤレスで!iPhone 7でイヤホンジャックが無くなり、困っている人には朗報だと言えます。どうせ購入するなら単なるヘッドホンではなく、バランスが取れた全部入りヘッドホンを購入した方が良いに決まっている。初心者やデザインにこだわるiPhoneユーザーが買っても後悔しないデザイン、音質、機能性を担保しているのは「h.ear on Wireless NC」だけだと思います。

 

 

 

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