デスクトップPCを置いている机の上をスッキリさせるために、Amazonレビューでコスパが高いと絶賛されているPC用スピーカー「Creative Pebble」を購入しました。

Creative PebbleはAmazonランキング堂々の1位!

今までデスクトップPC用スピーカーとして、Creative GigaWorks T20 Seriesを使っていましたが、机のスペースを有効活用するために「Creative Pebble」に買い替えることとなりました。

 

 

 

Creative GigaWorks T20は、知名度はあまりないものの高音域・低音域ともにしっかりとしたサウンドを響かせるスピーカーで有名でした。私自身、そのサウンドに非常に満足しており、SONY製のTVサウンドバーを持ちながらもわざわざスマホを繋げて使っていたくらい良い製品でした。

 

それでも机のワークスペースを確保すべく、泣く泣く手放すことになりました。とはいえ、現在使っているPCディスプレイにはスピーカーが付いていません。また、VAIO S13やMacbook Proのスピーカーの音質にも満足していないため、新たに小型のPC用スピーカーを購入することとなりました。

 

小型のPC用スピーカーで真っ先に購入候補になったのが「Creative Pabble」でした。この製品はAmazonのPC用スピーカーランキングで堂々の1位を獲得しています。2,000円前後で購入できるモデルながら、高音域・低音域ともに値段からは信じられないくらい良い音を奏でる製品と言われていました。

 

 

Creative Pebble レビュー

小型のPC用スピーカーですが、スペック/デザイン/音質ともに妥協が無い製品となっています。Creative Pebbleはスピーカー本体・ケーブル・マニュアル一式が同梱されています。

 

スペック

Creative PebbleはUSBバスパワー駆動なので、PCのUSBポートに接続するだけで電源供給ができます。ACアダプターによる電源供給が不要です。スマホ用充電器のUSBポートに接続しても動作します。345gの軽量なので持ち運びも適しています。

Creative Pebble スペック
・スピーカー構成:左右背パレード型ステレオスピーカー
・スピーカー出力:4.4W
・ドライバー:2インチフルレンジ
・周波数特性:50Hz~20kHz
・SN比:86db
・入力系統:ライン入力
・入力端子:3.5mmステレオライン入力
・電源:USBバスパワー (5V/1A)
・寸法:約114(横)×113(高さ)×116(奥行)mm
・重さ:約345g

デザイン

今回購入したカラーはブラックです。PC用ディスプレイの隣に置く際にマッチすることを考えたためです。

 

 

デザインは丸型のフォルムをまとっています。スピーカー中心部はゴールド色の塗装が施されています。このゴールド色がアクセントとなり、スピーカーっぽくないデザインに仕上がっています。少なくとも、今まで使っていたスピーカーよりかはデザイン性が高く、インテリアを阻害しません。

 

 

 

スピーカードライバーは45°の上向きデザインを採用しており、ドライバーから出力された音が違和感なく耳に届きます。また、小さい音量でもクリアに聴くことができます。

 

 

 

スピーカー背面にはパッシブラジエーターが備えられており、小型でありながら十分な重低音を鳴らすことができます。パッシブラジエーターが有るモデルと無いモデルでは、音質に大きな違いが出ます。

 

 

 

ケーブルは、左右のスピーカーを繋ぐケーブル(1.1m)、電源供給用のUSBケーブル(1.2m)、ライン入力用ケーブル(1.2m)の合計3本で構成されています。いずれも取り外しはできません。仮に取り外しができるモデルだった場合、接続端子の出っ張りにより、壁に本製品をピタっと設置できなくなるため、取り外しできない仕様にしたのは正解だと思います。

 

 

 

音質

スペックが良くても、デザインが良くても、結局のところ「音質」が良くなければ何の意味を成しません。音質を評価するために、Spotifyで邦楽/洋楽/クラシックなどを中心にじっくり3時間試聴しました。

 

音質評価
・高音の音質:★★★★☆ 4
・中音の音質:★★★★☆ 4
・低音の音質:★★☆☆☆ 2
・音の立体感:★★★★☆ 4
・音の解像度:★★★★☆ 4
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・総合満足度:★★★★☆ 4
Creative Pebbleのスピーカー特性としては、高音の響きが非常に良いです。1つ1つの楽器の音がハッキリと分かる鳴り方をします。安っぽいスピーカーと違い、音の強弱がしっかり表現しています。特にピアノの高音の響きがとても良い印象でした。
中音の音質ですが、ボーカルの声が少し前に出てきます。ボーカルの声 > 楽器の音 という関係性で、いい意味でボーカルの声が際立っています。中音の楽器の音の広がりも十分あり、立体感を感じることができました。
低音の音質は、正直もう少し頑張って欲しいというレベルです。小型スピーカーなので、仕方ない部分もありますが邦楽における低音は力不足が否めません。ベースの音が貧弱なので、迫力に欠けます。本製品の唯一のウィークポイントだと言えます。でも、PCで作業している時のBGMとして邦楽やK-POPを流す程度であれば、十分満足できる音質だと思います。
Creative Pebble で聴く音源としては、洋楽ピアノ系楽曲です。Maroon 5 や アヴィーチーなどの楽曲であれば、程よい低音を奏でますし、中音のボーカルの声もハッキリと聴こえ、高音に関しては心地よいサウンドが響きます。更にピアノの音はピカイチでキレイに聴こえます。邦楽や洋楽のピアノサウンドトラックは、1万円前後のスピーカーと遜色がありません。私自身、You Tubeで作業用BGMとしてピアノで演奏された楽曲を流すので、非常に満足しています!
一方で、Official髭団リズムのような低音が響き渡る楽曲は苦手なようです。低音不足が否めません。それでも、価格が2,000円前後であることを考慮すると、低音はかなり響いている方です。普通に音楽を聴く人はもう少しお金を出してスピーカーを購入すれば良い話であり、テレビ用・ラジオ用・PCの音出し用などのライトなシーンで使う方には是非ともオススメしたい商品であること間違いなしです。
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