ソニーが同社初となるハイレゾ対応の完全ワイヤレスイヤホン「WF-1000XM4」を正式発表しました。価格は33,000円で2021年6月25日に発売予定です。
V1チップでノイズキャンセリングが向上！マイクの風切り音問題も解決！
数週間前からリーク情報が流れていた「WF-1000XM4」が正式発表されました。カラーバリエーションは「ブラック」と「プラチナシルバー」の2つがラインナップされます。価格は33,000円(税込)で6月25日に発売予定です。
ソニー自社開発の統合プロセッサーV1チップ搭載により、前モデルのWF-1000XM3よりもさらにノイズに対して低遅延で処理が可能となり、高音域でのノイズキャンセリングが向上しています。
また、高音域以外でも全体的にノイズキャンセリング性能が向上しており、WF-1000XM3から大幅に進化しています。
WF-1000XM3の際はノイズキャンセリング時に風切り音が気になることがありましたが、WF-1000XM4では風を検知するとマイクがOFFになることで改善しています。また、ハンズフリー通話時に歩きながら電話をすると風切り音で相手に声が届きにくいことがありましたが、マイク性能が強化されたことにより解決しています。
ハイレゾ・防水対応で使い勝手が向上！
LDACコーデックに対応したことで「ハイレゾ音源」の再生に対応しました。ただし、iPhoneではLDACコーデックに非対応のため、ハイレゾ音源での再生はできないので注意が必要です。
IPX4相当の防滴機能を有することで、雨や汗などの水気に対応しました。防塵ではないので、水泳や海水浴には使えませんが…。
イヤホン形状変更で装着感が改善
「エルゴノミック・サーフェース・デザイン」となり、従来モデルから形状が大きく変わりました。これにより、イヤホンと耳が触れる面積が増えて安定した装着感を実現しています。
更に自社開発のポリウレタンフォームを使った「ノイズアイソレーションイヤーピース」となり、高音域の遮音性能がアップしています。従来のゴム製とは異なり、経年劣化が早いため定期的にイヤーピースを買い替えが必要になるケースもあります。そこで3サイズセットで1,980円でイヤーピースが6月25日から発売されます。
バッテリー駆動時間が大幅に改善し、ノイズキャンセリングON時でも従来より2時間多い「8時間駆動」を実現しています。
AirPods Proのようにワイヤレス充電Qiにも対応しています。Xperiaなどの対応スマートフォンであれば、おすそ分け充電もサポートしています。
Windows 10 SwiftPairにも対応し、イヤホンをペアリングモードにした状態でWindows 10パソコンに近づけると、パソコン側にポップアップが表示され簡単にパソコンと接続でき、オンライン会議に使うことも可能です。
