NTTドコモがアメリカ本土、アラスカ、ハワイの3地域で高音質通話「VoLTE」の提供を開始しました。料金は通常の国際電話と同額に設定されており、対象機種同士であれば自動的にVoLTEでの通話が提供されます。
VoLTE導入で国際電話が快適に
NTTドコモがアメリカ本土、アラスカ、ハワイで提供を始めたVoLTE。そもそも「VoLTEとは何？」という方も少なからずいるハズ。多くの人が認知しているのは「とりあえず高音質で通話ができる！」のは間違いありません。
VoLTEを完結に表すと、インターネット通信網に「音声」を乗せるもの。通常の携帯電話は「音声網」と「インターネット網」の2つに分かれています。これがいわゆる『3G』という規格。LTEには、この「音声網」が用意されず、「インターネット網」しかありません！そこで、規格化されたのが「VoLTE」。VoLTEは、前述の通りインターネット網を利用して通話しています。
2016年9月17日時点での対応機種は、iPhone 6 / 6 Plus、iPhone 6s / 6s Plus、iPhone 7 / 7 Plus、Xperia X Performance SO-04H、Galaxy S7 edge SC-02H。Xperia X Performanceでは、より高音質の「VoLTE(HD+)」もサポートしています。
VerizonでのLTE国際ローミングも開始
VoLTEの国際ローミングと同時にアメリカの大手通信キャリア「Verizon」でのLTE国際ローミングも開始されました。アメリカでも日本と同様に高速インターネット「LTE」が利用可能に。LTE国際ローミングに関しては、基本的にLTE対応端末であれば対応していますので、多くの人が恩恵を受けることができます。
