ソニーがミラーレスカメラα7Sシリーズの最新モデル「α7S III (ILCE-7SM3)」を2020年10月9日に発売すると発表しました。価格は45万円前後になる見込み。α7S IIIは暗闇でも撮影できる“高感度カメラ”であり、写真に加えて動画性能も強化されたモデルとなっています。
α7S III は1,200万画素で4K 120pの動画撮影が可能に!
ソニーがα7Sシリーズの最新モデル「α7S III (ILCE-7SM3)」を2020年10月8日に発売すると発表しました。現行モデルのα7S IIが2015年10月に発売されており、今回は約5年ぶりの最新モデル投入となります。
α7Sシリーズは高感度撮影・動画撮影に優れたスペックとなっています。
α7Sシリーズ初となる35mmフルサイズの裏面照射型CMOS「Exmor R」を採用し、画素数は1,200万画素となっています。また、画像処理エンジンは新開発の「BIONZ XZ」を採用したことで前モデル比(BIONZ X)で約8倍のパフォーマンスの向上が図られています。新たにApple iPhoneで採用されているHEIFフォーマットの記録をサポート。加えて、世界初となる「CFexpress Type A」のメモリーカードをサポート。CFexpress Type AとSDカードのどちらでも挿入できるスロットを2スロット搭載。
静止画の感度はISO 40 - 409600、動画の感度はISO 80 - 409600 をサポートし、高感度で発生するノイズを抑えて高い模写性能・再現力を発揮します。
リアルタイム瞳AF、リアルタイムトラッキングに対応。測距点は位相差が759点、コントラストAFセンサーは425点。
また、αシリーズ初となる動画専用の光学式5軸ボディ内手ブレ補正「アクティブモード」を装備し、歩きながらの手持ち撮影でも手ブレが少ない高い安定性を発揮します。
動画性能は最高4K 120p、16ビットRAW出力、10ビットの4:2:2 Intraをサポート。高容量Zバッテリーによる長時間撮影、新開発の放熱構造による1時間以上の4K60p動画記録が可能となりました。
約944万ドットで倍率は約0.9倍の電子ビューファインダーを搭載。本体背面には約144万ドット3.0インチタッチパネルモニター装備し、横開きのバリアングル機構を採用。
本体寸法は128.9×96.9×80.8mm、重量は約699g。