Sony Mobileがドイツベルリンで開催されているIFA 2016で5.2インチディスプレイを搭載した新型スマートフォン「Xperia XZ」を発表しました。
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Xperia XZ は 5.2インチディスプレイ、USB Type-Cを採用!
Xperia XZは、5.2インチディスプレイを搭載したフラッグシップモデルです。Xperia X Performanceの後継機種になります。Xperia X Performanceが5インチディスプレイだったのに対し、Xperia XZは5.2インチディスプレイを採用しています。
Xperia XZ はSnapdragon 820(クアッドコア)を搭載、Xperia X PerformanceもSnapdragon 820を搭載。基本的なスペックに変化はありません。
充電端子は従来のmicroUSBからUSB Type-Cに変更されています。USB Type-Cは表裏の向きがない端子であるため、使い勝手に非常に優れています。
ディスプレイが0.2インチ大きくなった Xperia XZ
Xperia XZのスペックは以下の通り。
・ディスプレイ:5.2インチ フルHD(1,920×1,080)
・Android 6.0 (Marshmallow)
・CPU:Snapdragon 820 (クアッドコア)
・RAM:3GB
・ROM:32GB/64GB
・端子:USB Type-C
・バッテリー:2,900mAh
・寸法:146 x 72 x 8.1 mm
・重量:161g
基本的なスペックは「Xperia X Performance」と全く同じ。変更点としては、ディスプレイが5.0インチ⇒5.2インチに大きくなり、カメラ機能が強化されています。
カメラにはレーザーAFを採用、アルミニウムボディを採用
Xperia XZの背面カメラは、Xperia X Performanceと同様に2,300万画素、ISO12800センサー、先読みオートフォーカスを搭載しています。Xperia史上初となる"レーザーAF"を採用。レーザーAFを採用することで暗い場所でのフォーカス性能が向上しています。
ホワイトバランス調整機能の向上も図られ、ホワイトバランス調整では赤外線を採用した「RGBW-IRセンサー」を搭載。写真撮影時に発生していた、屋外と屋内での自動判定の精度が向上します。
そして、今まで以上に手ブレに強い「5軸手ブレ補正」にも対応しています。
筐体はXperia X Performanceと同じアルミニウムを採用。カラーはミネラルブラック、プラチナ、フォレストブルーの3色が用意されます。
バッテリーの劣化を抑えるBattery Careを搭載
バッテリーの経年劣化を抑止する「Battery Care」を搭載しています。Xperia X Performanceに搭載されている"2年経過してもバッテリーが劣化しない"と違い、ユーザーの生活リズムを自動で認識し、適切なタイミングでバッテリーが満タンになるように逆算して充電速度を調整します。
例えば、23時に就寝して7時に起床する場合、起床する7時に合わせて充電を満タンにさせます。この方法を充電することで、急速充電時に発生していたバッテリーの経たりを軽減させ、結果的にバッテリーを経年劣化を抑止します。
グローバル市場では10月以降に発売される予定。日本での発売はアナウンスされていませんが、発売されるとみて間違いなさそうです。