ソニーがミッドレンジスマホ「Xperia 10」の国内投入を検討へ

画像:DITAL TRENDS

ソニーモバイルが先日発表したミッドシップスマートフォン「Xperia 10」の日本市場への投入を検討していることが明らかになりました。従来はXperia XZ3などのフラッグシップモデルのみの投入でしたが、ここにきて流れが変わる模様です。

携帯キャリア3社の「分離プラン」に対応へ

日本国内におけるソニーモバイルと言えば、Xperia Z5やXperia XZ3などのグローバルでも遜色のないフラッグシップモデルを投入してきた数少ない日系スマホメーカー。しかし、2019年4月頃からドコモ・KDDI・SoftBankの携帯キャリア3社で導入される“端末費”“通信料金”を分ける「分離プラン」の導入で戦略の見直しをしているようです。

ソニーモバイルの商品企画部門長の田嶋氏が、上記3キャリアの「分離プラン」に対応するために、普及価格帯のXperiaの国内投入を検討していると発言。具体的なモデル名は出てきませんでしたが、先日発表された6.0インチモデル「Xperia 10」や6.5インチモデル「Xperia 10 Plus」が該当します。

 

 

Xperia 10のMVNOでの提供もある?

Xperia 10のグローバルでの価格は約45,000円前後と、国内のMVNOが取り扱いをしているミッドレンジスマートフォンと近い価格となっています。

現在は「フラッグシップモデル = 3キャリア」「ミッドレンジ~ローエンドモデル = MVNO」という棲み分けがされていましたが、端末の販売台数そのものが低下する恐れがあることから、3キャリアだけの販売に依存するのではなく、MVNOでの販売にも踏み切る可能性が高いと言えます。その際は、同社グループ内のMVNO事業を展開するソニーネットワークコミュニケーションズが先行して発売すると考えられます。

情報源:Engagdet 日本版

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