Xperia シリーズの海外モデルからAndroid 8.0(Oreo)アップデート提供を開始

ソニーモバイルが2017年11月24日から順次、XperiaシリーズのAndroid 8.0(Oreo)アップデート提供を開始しています。

Xperia XZ 海外モデルからスタート!

ソニーモバイルコミュニケーションズが11月24日より「Xperia XZ」「Xperia XZs」、11月27日から「Xperia X Performance」のAndroid 8.0へのアップデート提供を開始しています。XperiaシリーズでAndroid 8.0(Oreo)へのアップデートが確約されているのは下記モデルのみとなっています。

 

  • Xperia X 
  • Xperia X Performance
  • Xperia XZ
  • Xperia X Compact
  • Xperia XZ Premium
  • Xperia XZs
  • Xperia XA1
  • Xperia XA1 Ultra
  • Xperia Touch
  • Xperia XA1 Plus

日本で発売されているのは、Xperia X Performance、Xperia XZ、Xperia XZs、Xperia X Compact、Xperia Touchの5機種。日本モデルのアップデート時期は未定ですが、年内にアップデートが提供されると思われます。今までアップデートが提供されていた「Xperia Z5」は、Android 8.0でアップデート対象外となっています。発売から2年が経過していることを考慮すると妥当ですが、性能的にはバリバリの現役なので少し寂しいです。

 

 

Android 8.0 Oreo の進化点

Android 8.0(Oreo)へアップデートするメリットですが、下記が挙げられます。

OSならびにアプリケーション起動速度の高速化

OSのパフォーマンスを向上させることで端末の起動の高速化にもつながっています。アプリケーションの起動が高速化と同時にバッテリーの省電力化も行われています。

 

ピクチャ・イン・ピクチャ(PIP)

既にサムスンから発売されているGalaxyで搭載されていますが、PIPとは画面内で画面を分割して利用できる仕組みです。例えば、画面上部でブラウザを開きながら、画面下部でYou Tubeを同時に開くことができます。

 

バッテリー駆動時間の改善

バックグラウンド処理を制限することで、バッテリー駆動時間の延長を実現しています。この機能に加え、端末を使用中も使っていないアプリケーションを停止する「Doze」モードも改善されており、バッテリー駆動時間がAndroid 7.0(Nougat)と比べ1~2時間延びています。

 

LDACをサポート

ハイレゾ音源をBluetoothで転送する「LDACコーデック」がAndroid 8.0(Oreo)からOSレベルでサポートされます。元々、LDACはソニーが開発したBluetoothコーデックでしたが、OSにてサポートすることで従来より省電力かつノイズを低減した高音質での再生を実現することができます。

 

Android 8.0(Oreo)を導入することで、上記以外のメリットも享受できるので、アップデート対象機種に関してはアップデートして損することはないと思います。

 

Sony Mobile

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