VAIOが香港や台湾などのアジア地域で「VAIO PC」を発売すると発表しました。アジア地域での販売にはNexstgo社と協業し、7月から香港や台湾でノートPC「VAIO S13」や「VAIO S11」を順次販売します。
VAIOブランドでアジア地域に参入!
VAIOは元々、SONYのPCブランドでしたが、2000年代の台湾の低価格PC市場の普及により出荷台数が低下。その結果、赤字に陥り、事業再編の一環として、2014年にSONYが日本産業パートナーズへVAIO事業を譲渡したと同時に、グローバル市場から撤退していました。
その後、VAIOは日本市場でPC専業メーカーとしての地位を取り戻し、2017年からアメリカ、中国、ブラジル、チリなどの海外でも発売されるようになりました。VAIOにとってアジア市場は「再参入」にあたります。同時に、価格競争が激しい市場でもあります。
現在のVAIOは「プレミアムブランド」として確立されているため、デザイン性やパフォーマンスなどで海外PCメーカーと競うこととなります。