ソニーがCES 2018で左右完全独立型IPX4防滴・ノイズキャンセル搭載のBluetoothイヤホン「WF-SP700N」を発表しました。アメリカで今春に発売される予定で、価格は179.99ドル(約2万円)。
WF-700Nはスポーツ用イヤホン
WF-SP700Nは左右分離型のBluetoothイヤホンとしては世界初となるIPX4防滴とノイズキャンセル機能を兼ね備えたスポーツ向けイヤホンとなります。
ランニングやフィットネスクラブ、山登りなどのアクティブなシーンでの利用が想定された製品となっています。IPX4に準拠したことで、汗や水が掛かった程度では壊れなくなっています。防水ではないので、WF-SP700Nがドップリ水に浸かってしまうと故障する可能性するリスクが高くなりますが、雨の中での使用であれば故障するリスクがほとんどないかと思います。
ノイズキャンセル機能も搭載され、フィットネスクラブなどの機械音が騒がしい場所でもノイズを気にすることなく利用できます。WI-1000Xで搭載された周囲の音も聞ける「アンビエントサウンドモード」も搭載されています。
スマートフォンアプリ「Sony | Headphones Connect」でイコライザの設定も可能です。
Google Assistantをサポート
発売後のソフトウェアアップデートにより「Google Assistant」をサポートします。Google Assistantサポートにより、「OK、Google」と話しかけるか、ボタンを押すだけでAIと会話ができます。
EXTRA BASSベースの音に
EXTRA BASSシリーズをベースにWF-SP700Nの音作りを行っています。WI-1000Xのピュアサウンドと異なり、低音重視の音になっている思われます。
低音重視ということなので、BOSEの左右独立イヤホン「SoundSport Free」と真っ向勝負を挑んでいるのでしょうか。
再生周波数は20Hzから20,000Hzでハイレゾには非対応。コーデックはSBCとAACのみ。イヤホンがハイレゾに対応していないため、LDACコーデックにも対応していません。また、MP3などの音源をアップスケーリングする「DSEE」も非搭載となっています。
連続再生時間は3時間。同梱の充電ケースを利用すると最大2回イヤホンをフル充電できるので、予めイヤホンをフル充電し、ケースで2回充電すれば約9時間再生させることができます。
カラーバリエーションは、ピンク、イエロー、ホワイト、ブラックの4色展開となります。