SONYのワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン「WH-1000XM4」に新機能が搭載されるリークが報じられました。今回のリーク情報によると、WH-1000XM4は2台を常時ペアリング可能とのことです。加えて、DSEE Extremeも採用されており更なる音質向上が期待されます。

SONY WH-1000XM4は2台のスマホを常時ペアリング可能に?

2020年の秋頃にも発売される模様の新型ノイズキャンセリングヘッドホン「WH-1000XM4」に新たな情報が報じられました。

今回のリーク情報によれば、JustPlayingHard氏(@justplayinghard)がSONYのヘッドホン・イヤホンのアプリ「SONY Headphones Connect」のAPKファイルを解析した結果、SONY WH-1000XM4に搭載される可能性がある新機能が記述されていたとのこと。

WH-1000XM4 開発中の新機能
① 常時2台のペアリング可能
② DSEE Extremeの採用(DSEE HXからアップグレード)
③ Google Maps APIの位置情報に連動した自動設定変更機能
常時2台のペアリング機能が実装されることで、これまで必要だった複数デバイス間でのペアリング切り替えが不要になります。
ペアリング切り替えが不要になることで、私用スマホで音楽を聴き、業務用スマホで電話が掛かってきた際に、そのままハンズフリー通話することが可能となります。この機能が実装されれば非常に便利になりそうです!

DSEE ExtremeはXperia 1 II に搭載されていた DSEE Ultimateのこと?

WH-1000XM4には、現行モデルのWH-1000XM3に搭載されているDSEE HXのアップグレード版の「DSEE Extreme」が搭載されると報じられています。

DSEEはMP3やAACなどの音源をハイレゾ相当の高解像度音源にアップスケーリングする機能で、ここ数年はスマホ・イヤホンなどにDSEE HXが当たり前かのように搭載されていました。

先日発売されたXperia 1IIからDSEEは「DSEE Ultimate」が採用されています。WH-1000XM4に搭載されるのは「DSEE Extreme」は、DSEE Ultimateと同じく、SONY独自のAI技術を採用した機能になると考えられます。

Xperia向けにはDSEE Ultimateとなり、ヘッドホンやイヤホン向けにはDSEE Extremeとなり、製品によって使い分けられる可能性も考えられます。

また、Google Mapsの位置情報と連動させることでノイズキャンセリングのレベルを場所に合わせて自動設定できる機能が実装される模様です。

電車や百貨店に居る際ノイズキャンセリングのレベルが引き上げられ、住宅街などではレベルが引き下げられるようです。

本来であれば6~7月でWH-1000XM4の製品発表会が行われるハズでしたが、コロナウイルスの影響により延期となっています。個人的には、購入を検討しているだけになるべく早く発売されて欲しいですね。

Source:Tom's guide

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