ソニーが新たな音楽再生アプリ「Sony | Music Center for PC」を発表しました。本アプリでは、WALKMANの楽曲管理やソニー製のオーディオ機器への音楽再生が可能です。リリースは2017年8月29日を予定しています。
Media goの後継だけど「x-アプリ」ベース!
「Sony | Music Center for PC」は、同日に発表されたWALKMAN「NW-S310」、同社が今までに発売したWALKMAN、Bluetoothスピーカー、AVアンプなどのソニー製オーディオ製品用のアプリ。Music Center for PCからWindowsアプリとなり、Windows 7 /8 / 10で利用できます。
ここ最近のソニー製オーディオは「Media go」がプレーヤー / 音楽管理を担っていましたが、今後は「Music Center for PC」がMedia goの代わりとなります。Music Center for PCは誰もがMedia goベースのアプリかと思いきや、なんと「X-アプリ」ベース。。。
なお、スマホアプリも「Music Center」というブランド名を冠しており、統一する形となっています。
音楽プレーヤーと楽曲管理に特化
Media goであった機能が多々省略され、音楽再生プレーヤーと楽曲管理に特化しています。動画管理・転送 / 写真管理・転送などが省略されています。
音楽再生機能としては、ホームネットワーク、イコライザー、楽曲管理機能などを搭載しています。USB DAC接続時には、ASIO / WASAPIのr両ドライバに対応しています。プレイリスト機能も搭載し、XperiaやWALKMANに転送することもできます。音楽配信サービスである「mora」の楽曲購入 / ダウンロードにも対応しています。
対応コーデックは、11.2MHzまでのDSD、192kHz/24bitまでのFLAC / WAV / AIFF / MP3 / AAC / HE-AAC / ATRAC / Apple Lossless(ALAC)。
気になるMedia go の今後ですが、Music Center for PCへの移行状況をみつつ提供を終了する予定。もともとMedia goは、Sony Network Entertainmentなどの3社が共同で開発したアプリだったため、ソニービデオ&サウンドプロダクツの専用アプリとして、「Music Center for PC」を開発したとのことです。