Sony Mobileが投影した画面をタッチできるAndroid搭載ポータブル単焦点プロジェクター「Xperia Touch」を6月24日に発売すると発表しました。価格は149,880円(税抜)の見込みです。
壁や机に投影できて、画面にタッチもできる!
Xperia Touchは、壁に投影できるのは勿論のこと、机にも投影できる超単焦点プロジェクターです。投影画面サイズは、23インチ~80インチに対応。明るさは100lmと高い数値ではありませんが、最小投影画面サイズの23インチに設定し、本体の赤外線センサーとカメラを組み合わせることで「タッチ操作」が可能となっています。10点マルチタッチに対応し、60fpsの読み取り速度をサポートしているので、遅延が少ない直感操作ができます。
現時点では搭載されていませんが、将来的には「ジェスチャー操作」をサポートする予定です。
OSにはAndroidが採用されており、スマートフォンやタブレットと同様にGoogle Play Storeからアプリをダウンロードし、ゲーム・読書・動画視聴などをすることができます。スマホと同じく「ホーム画面」があり、メモやメッセージを書き置きできる「メモボード」が用意されています。メモボードに伝言を書き込むなどの家族でSOHOでの利用を想定した設計となっています。
先進のコミュニケーション機能を搭載
Xperiaという名称を冠しているだけあり、多数のコミュニケーション機能や直感機能を搭載しています。
壁投影モード時に2mの範囲内で人を検知すると自動で本体が自動で起動し、画面を投影します。ボイスコントロールでは「今日のニュース」や「明日の天気予報」など、声で指示することで内容を読み上げることができます。1,300万画素カメラと内蔵マイクを使って、SkypeやハングアウトなどのビデオチャットアプリでFace to Faceの会話もできます。
詳細スペック
スペックは、以下の通りです。
・OS: Android 7.0 (Nougat)
・CPU: Snapdragon 650 APQ8056 1.8GHz+1.4GHz(ヘキサコア)
・RAM: 3GB
・スクリーン: SXRD (23インチ~80インチ)
・解像度: 1,366×768ピクセル
・ROM: 32GB
・マルチタッチ: 10点
・カメラ: 1,300万画素 Exmor RS F2.0 22mmレンズ
・端子: USB Type-C、HDMI(Type-D)
・ネットワーク: IEEE 802.11 a/b/g/n/ac (433Mbps)
・Bluetooth: Bluetooth v4.2 (LDAC、aptXをサポート)
・バッテリー: 1,200mAh (動画再生の場合は1時間)
・その他: ライト、コンパス、ジャイロ、気圧、温度・湿度、回転ベクトル、動作検知センサー
・大きさ: 約69×134×143mm
・重さ: 約932g