ソニーが音楽再生 / 管理ができるPC向けソフトウェア「Media Go」の提供を2017年12月末で終了すると発表しました。今後は、2017年8月29日から提供されている「Music Center for PC」の利用が案内されています。
Media Goは統合型ソフトウェアだった！
もともとMedia Goは、携帯電話事業を手掛ける旧ソニー・エリクソンの携帯電話向けの管理ソフトウェアでした。そこにダウンロード販売に特化したポータブルゲーム機「PSP Go」の管理機能を追加し、日本でリリースされました。その後は、WALKMANの推奨ソフトウェアという位置づけで親しまれてきました。
そんな中、2017年8月29日から旧x-アプリベースの「Music Center for PC」がリリースされました。同時にMedia Goのサポートを終了するというアナウンスも行われました。「Media Go」が終息する理由は諸説ありますが、有力なのが「ソニーの事業再編」。Media Goは、ソニーとエリクソンの合弁携帯電話事業会社からスタートし、旧ソニーエンターテイメント、ソニーのオーディオ部門が相乗りしたソフトウェアでした。しかし、ソニーが昨今実施した社内コーポレート制で上記の事業会社が完全に別々になり、採算が合わないMedia Goが清算されたと考えられます。
Music Center for PCの出来栄えは？
Media Goの後継ソフトウェアとなった「Music Center for PC」に関しては以下の記事をご参考にして頂ければ幸いです。
現状では、ユーザーインターフェース・パフォーマンス共にイマイチです…。
http://gadget-style.xsrv.jp/?p=1846
ソニー：Media Go提供終了
ソニー：Music Center for PC
