Quiet Comfort 35 Wireless headphones と h.ear on Wireless NC(MDR-100ABN) どっちを買えば良い?

Quiet Comfort 35 wireless headphones-horz テスト 013

ノイズキャンセリングヘッドフォンと言えば「BOSE」をイメージする人もいれば、「SONY」をイメージする人もいるハズ。BOSEであれば2016年6月に発売された「Bose QuietComfort 35 wireless headphones」、SONYであれば年に発売された「h.ear on Wireless NC(MDR-100ABN)」が挙げられます。どっちも魅力的なヘッドフォン。でも、金銭的にどちらかしか購入できません!ということで、今回はどちらを買うべきか検討したいと思います。

ノイズキャンセリングヘッドフォンとは

「ノイズキャンセリングヘッドフォン」と「ヘッドフォン」の違いが分からない人もいるハズ。ノイズキャンセリングヘッドフォンとは、周囲の騒音を低減し、純粋な「音楽」だけを聴くことができるヘッドフォンです。

「音質が良いイヤホン」で音楽を聞いていると次に欲しくなるのは「本格的なヘッドフォン」。そして、最終的に行き着くのは、誰にも邪魔されずに音楽を高音質で楽しむことができる「ノイズキャンセリングヘッドホン!!!」ということで、ノイズキャンセリングヘッドフォンの購入を検討した結果、BOSEの「Bose QuietComfort 35 wireless headphones」とSONYの「h.ear on Wireless NC(MDR-100ABN)」で悩むことに…。

 

BOSE と SONY で悩む理由

QuietComfort 35 wireless headphones

Quiet Comfort 35 wireless headphones

BOSEが誇るワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン「Bose QuietComfort 35 wireless headphones(QC35)」は2016年6月24日に発売されたばかりの最新型となります。BOSE初となる、"ワイヤレス"と"ノイズキャンセリング"を組み合わせたヘッドホン。

BOSEとしては初となる「NFC」でのペアリングに対応。NFC対応機器同士をかざすだけでペアリングができます。つまり、スマートフォンとQC35のNFC部分同士をかざすだけでペアリングができてしまいます!

再生周波数帯域、インピーダンス、音圧感度、ドライバ口径、対応コーディックに至るまで非公開。徹底した秘密主義です!同社のヘッドホンは"原音に忠実"という訳ではなく、聴き手が"良い音"と感じる音作りを目指したヘッドホンに仕上がっています。ノイズキャンセリング機能は業界一と呼ばれる実力者。ノイズキャンセリングで右に出る製品はないほどの完璧なノイズキャンセリングを持ったヘッドホンです。本体寸法は152(幅)×191(高さ)mm、重量は約240g。ワイヤレス、ノイズキャンセリング非搭載のヘッドホンと同等の軽量ボディを実現しています。

 

h.ear on Wireless NC(MDR-100ABN)

h.ear on Wireless NC MDR-100ABN Green

対してSONYが誇るワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン「h.ear on Wireless NC(MDR-100ABN)」は2016年3月12日に発売された製品。民生用のノイズキャンセリングヘッドホンでは、SONYが世界で初めて製品化しています。民生用という観点ではBOSEよりSONYの方が歴史があります!

MDR-100ABNは、QC35と同様に"NFC"に対応しています。決定的な違いとしては、対応コーデックが豊富な点です。どんなワイヤレスヘッドホンにも搭載されているSBCコーデックに加え、AAC、aptX、LDACに対応しています。特にLDACは同社のオリジナル規格でありながら、ハイレゾ音源をワイヤレスで聴くことができます!
こちらも先ほど同様にMDR-100ABNのNFCとスマートフォンのNFCをかざすことで自動でペアリングが可能。

再生周波数帯域は5Hz~40kHz、インピーダンスは16Ω、音圧感度は97db、ドライバ口径は40mm。ひと昔前のソニーの音作りのモットーである"ドンシャリ系"から卒業した"いい意味でメリハリがある柔らかい音"に仕上がっています。音という点では、圧倒的にMDR-100ABNにアドバンテージがあります。サイズは非公表、重量は約290gと少し重めです。単に重い訳ではなく、”DSEE”と呼ばれる圧縮音源で失われた高音域と、消え際の微小な音を再現するアンプが搭載されています!

 

選ぶ基準は"ノイズキャンセリング"を取るか"音"を取るか!

某家電量販店でそれぞれ1時間ずつの計2時間視聴した結果、ある結論に至りました。
BOSE QuietComfort 35 wireless headphonesはノイズキャンセリング性能をとことん突き詰めたヘッドホン
h.ear on Wireless NC (MDR-100ABN)は徹底的に音質にこだわったヘッドホン。

ノイズキャンセリング性能”を重視するか、”音質”を重視するかのどちらかを選べば、必然的にどちらを購入するか決まります。

利用するシーン次第でどちらを選ぶか決まってくるかと思います。しかし、私が想定している使い方は8割が自宅で使用し、残り2割が出張や旅行の移動が”新幹線・飛行機”の時に使用。オーソドックスに考えれば、h.ear on Wireless NC (MDR-100ABN)を選びますが、既に同社のMDR-1Aを所有しているので、BOSE製のQuietComfort 35 Wireless headphonesも気になります。どちらも人気機種だけに、どちらを購入しても後悔はありません!

 

BOSE QuietComfort 35 Wireless headphones
SONY h.ear on Wireless NC (MDR-100ABN)

 

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